予防運動研究会

なぜ予防なのか

病院で病気を見てきたからこそ予防できる

理学療法士の活躍の場の多くは病院です。医師や看護師など多くの医療専門職と連携して働いています。理学療法士は運動に関する専門家ですが、チームとして動くためには運動以外にも幅広い医療の範囲を網羅しなくてはなりません。医療現場で病気を見てきたからこそ、予防しないとどうなるかを知っています。予防の必要性を肌で知っていると言っても過言ではありません。知っているからこそ、病気や障害の辛さや大変さを知っています。皆様にはそうなって欲しくない。なってしまった場合は、徹底的に支えていきます。ですが同じく、徹底的に予防もして欲しいのです。大切な人の辛い姿は見たくありません。予防は、予防をしなかったらどうなるかを知っている我々が一番担えるのです。




少子高齢化による医療費の増加

2013 年度の医療費は前年度比2.2%増の39兆3000億円となり、11年連続で過去最高を更新しました。高齢者の増加に加えて、高額医療が増加。高齢者の増加及び少子化がこのまま続けば、医療費の負担は更に大きくなり、自己負担額も見直されるのも時間の問題といえます。国民皆保険という制度で守られてきた医療封建制度も無理が来ています。今後の保険制度を考えると、いつ米国のように高額な医療負担になるとも限りません。病気になってからではなく、いかに病気にならないかが重要な時期に来ています。

病気は、単に医療費ということだけではなく、健康であれば出来るはずの仕事や余暇活動も出来なくなってしまいます。歯科分野では当り前になっているデンタルケア、歯磨き。虫歯にならないように自己責任で歯の管理をすることが習慣化されています。

理学療法は主に、病院において病気になってしまった方々を再び社会へ復帰出来るように主に身体機能の向上をサポートする専門技術です。多くの病気を知っているからこそ、その病気にならないようにするための方法を知っています。しかし、日本では病院で診断名がつかなければ関わることは出来ず、一般の方との接点がないため、この予防の方法をお伝えすることができていません。その為、当研究会では、医療での経験、知識を基に、病気、障害になる前に予防する方法をお伝えするために活動して参ります。